最短、最速のゴルフ上達術!
ゴルフを指導させてもらっていた時に今まで書いたことを伝えた方がいましたが、その方から
『先生、グリップの握り方はどうすればいいですか?』
と、質問がありました。
よくよく聞いてみたら、以前通っていたゴルフレッスンでは必ずゴルフクラブを握る所からやっていたそうです。
私は丁寧にお伝えしました。
『お好きに握ってください』
『これが正解の握り方はありませんよ』
『人によって指の太さ、長さ、利き腕、感覚全て違いますからね』
生徒さん、
『えつ!本当ですか???』
本当です。
最近男子、女子プロで優勝した方でベースボール型はグリップ(両手全体でグリップを握る握り方)で優勝したプロが話題になっています。
また、ある男子プロ(レジェンド)もその優勝したプロにわざわざ習いにいって試してみた。とも記事が出ていました。
皆さんが細かく聞いてくるから仕方なくプロ達はグリップの握り方から教えたくなるのです。
まるで丁寧に教えている風に見せているだけです。
私は幸いに教えてくれた大学時代のゴルフ部の友人、シングルさんから細かく言われなかったので好きに振りました。
今でも特徴的なグリップで振っていますよ。
小さい子供にゴルフクラブを渡してみてください。
なにも考えず両手でしっかり握り、地面に置いてあるボールを真剣に飛ばすように振りますよね。
その時にグリップの握り方はこうだよ。とは言いませんよね。
特に初心者は気にしなくていいんです!!!
更に言えば、最近何かしっくりいってゴルフクラブを振れていない中級者、上級者は皆さん。
既成概念を取り払ってください。
好きなように握り、振りやすい形を追求し、何となくナイスショットが出る確率が上がればいいだけなんです!!!
親指がどこに置くとか、手の甲はどっち向きだとか考えなくていいんです!!!
何度もお伝えしていますが、自分自身がゴルフクラブを気楽に持って(握って)振りやすい形を楽しみながら探してみてくださいね。
バットを握るように握ってみて打ってみてください。
右手と左手の間を3~5cm離して握ってみてください。
ドライバーでは両手を揃えてしっかり握った方がしっくりくるし、しっかり振れる!
アプローチ、パターは両手を揃えるより、間隔を開けた方がしっくりくるし、自分が考えた(イメージした)ボールを打ちやすい!!!
それでもいいんです。。。
とかくうまく行かないときにプロ達はグリップの事を正すように言ってきます。
あなたの主張を受けいれ、更にこう言った握り方は知ってますか?
試してみてはいかがでしょうか???
そう言うプロに習うべきだと私は思います。
そもそも、あるあるなのですが、いわゆる今ちまたで言われているオープントゥスクウェアと言う(覚えなくていいです)形を多くのプロが進めていますが、これはベンホーガンという海外の有名な方が初めてゴルフスイングを指導マニュアルとして広がった指導方です。
このベンホーガンは現役時代特にフック(左にひっかかる球筋)に悩んでいたプレーヤーです。
と言う事は、フックに悩んでいるプレーヤーには今流行っているグリップは効果的ですが、一般の方の80%はスライス(右側に行く球筋)と言われている訳ですから、そう言う方々には更にスライス(右側)が出てしまうかもしれないのです。。。
自分自身がゴルフクラブを気楽に持って、何となくしっかり振って、しっかり前に気持ちよく飛ぶ握り方がその人にとって最適な握り方(グリップ)なのです。
これは他のいろんなことに言い換えられますよね。
自分自身がどう感じたのか?
どうなりたいのか?
やってみたら何となくハマった!!
そんな事に心を奪われ、深堀する事で人生が楽しく、豊かになるのが理想的な事ではないでしょうか???
真面目な話になってしまいましたね。
本日はグリップ(握り方)についてでした。
ありがとうございましたm(__)mm(__)m